18歳の哲学

私は黒石勇人が大好きだ。

 

raindogs77.hatenablog.com

 

彼がいなかったらドリフェス!にはまることもなく、狂ったように東京に通うこともなく、ペンラを振るようなライブにも行かず、一生分の缶バを購入することもなく、現実と虚構を分けた世界で5次元という概念にも出会わず平穏な日々を送っていたことだろう。

そんな推しアイドルのソロ曲を聴いてしまった。

ドリフェス!界イチの哲学ソング「シナリオ」を歌っていた勇人くんの、アイドル活動を経ての今のソロで、タイトルは SINGIN' IS ALIVE 正直期待しかしてなかったけど聴いたときイントロからカッコよさにぶち抜かれてそのあと歌詞と気持ちの重さにヘロヘロになって泣いていた。

 

あまりに言いたいことが多くなりすぎるので2つに絞って話を進めたい。

なんのために生まれて 何をして生きるのか

Why are we alive?と歌った黒石勇人がいきなり「『何のために生きてくって問いかけ』歌うことってわかってた」とおっしゃる。でもそれが届かない理由がわからないと言う。ヤダヤダ何言ってるの届いてたわよ!勇人がライブハウスで歌ってた曲、私には響いてたわよ!と内なる夢女がやかましいが、とにかく勇人は歌うために生きるんだという人生観がすでにあった。そこからさらに、じゃあ何のために歌うんだ?というところにまで言及された歌詞にもう感服しかない。何のために歌うのかの答えが「For You」Youの解釈は様々あるがとりあえず黒石勇人の場合で考えると圭吾とファンということになるだろう。勇人の人生哲学方程式では

「人生=歌=魂」

これを歌詞の「I sing my song for you」部分に当てはめてみると

「All my life for you」「All my soul for you」(歌詞にアリ)

となるんですよいやこれどうする…重い…!人生も魂もその証明も全部YOUの為にと…正直ありがたすぎてアイドルを応援していましたという身には重いがガチ勢のYOU泣くしかないしこんなん受け止められるの若干鈍感の気がある圭吾しかいないしって夢女及び腰に敗北しそうになるしこの方程式も書いといて意味不明だし英語と数学はYOUが最も苦手とする教科だし

 

ことばは沈黙に 光は闇に 生は死の中にこそあるものなれ 飛翔せるタカの 虚空にこそ輝ける如くに

松井大先生様がツイッターで、「ソロは個々の色を意識した」とおっしゃっていた点について

 

 

勇人の色と言えばやはり黒。じゃあこの歌詞の中で「黒」を連想させる言葉といえば、「闇」しかないんですよね。「闇」ってかっこいいけどいいイメージを持たれにくいんじゃないでしょうか。闇が良くないもの、恐ろしいものという認識はキリスト教が席巻してから植え付けられた印象で(諸説ありまくります)本来あってしかるべきもの陰陽の理です。とはいえ光のアニメドリフェス!界において”闇”をどう肯定するのか。

1番の歌詞では「真っ暗な闇をさ迷って」と否定的に歌われているけれど、サビの部分では「闇と光で描いていく 強いコントラスト きっと答なんだろう」となっている。上に引用したのは「ゲド戦記」の一節なんですが、まさに光は闇が、闇は光がないとお互い存在し得ないんですよね…一人で歌っていた時の勇人はただ真っ暗な闇をさ迷っていた。それが光と出会うことによって自分のカラーを肯定 して新しい世界を描いていくようになったんですよね…はぁ…光って…誰だよ…知ってますよ…言わせんなよ…

もちろん光も闇がなければその輝きを目にすることはできないわけで

勇人はイメージカラーは黒でこそ自らギラギラ光を放つ人だと思っていたので(実際そうかもしれないけど)自分では「You are always shine me」とか思っていたの想像の範疇を超えてて、いや、そうゆう妄想もしなくもなかったが、ちがくて、そのカラーへの言及から1番と2番はまるっと圭吾に向けて歌われているのではないか?と思いました。ファンへという解釈ももちろんアリなんですが私の場合「その声が道標だ」がゴリラの咆哮になっちゃうし「その瞳の輝きが」がオタクのギラついたドライアイになっちゃって台無しなのでキレーなけ~ごでいいです。あたりまえだろ。顔が綺麗なんだぞ。

いやそしたら「I sing forever to yor heart」って即位に歌ってるんですけど…やだもう…死んじゃう…(情緒不安定)

1番と2番の間は間違いなくリョウのことではないかと思うんですが流石にあんまりだしやめたれやと他の可能性も模索したけどやっぱりリョウな気がする 実は怒ってたな勇人?

オタクを狂わせるラスサビ

二つに絞って話を進めたいとか言ってましたが嘘です。(厚顔)

SINGIN' IS ALIVE 歌詞も良いが旋律もよく、最高にかっこいいロックなのに一握りの切なさがある。ラストのサビの歌詞「I'm singing till the end.命に意味をくれたろ?」で毎回どわっと泣いてしまう。till the end は死ぬ時だ。死ぬまで歌い続けるという黒石勇人が歌う理由はYOUだ。そして「I sing forever to your heart」という。そんなのもう駄目じゃんずっとずっと勇人応援してエールを送って歌う意味を感じてないと勇人死んじゃうじゃん命の意味をくれたって言われたってうわぁぁぁぁぁん無理だよ重い!ありがてぇ!重い!大好き!!!!!無理!!!!!!!絶対ずっとついて行く!!!!!!こんなアホみたいな文章打ちながらまた泣けてきた!!!!!!!!

いっこのサビに”The END” と ”Forever ”を一緒にぶち込んでくるこのエモさの極致。

英語の歌詞の破壊力。

現在過去未来に生きる意味について歌う詩はもう死生観の域。

やっぱり黒石勇人は天才。

推しのソロは劇薬。

YOUからは以上です。


KUROFUNE / OVER THE SEVEN SEAS Music Video